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神代植物公園に行って6年から7年に1度だけ大きな花を咲かせるショクダイオオコンニャクを見てきたよ! #ショクダイオオコンニャク

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神代植物公園に行って,ショクダイオオコンニャクの花を見てきました.

ショクダイオオコンニャク世界で最も大きな「花序」をもつ植物です.

「花序」っていうのは「花の集まり」のことで,たとえばアジサイとかヒマワリなんかの「花」がコレに当てはまります.

ちなみに世界で最も大きな「花」を咲かせる植物はラフレシアです.

ショクダイオオコンニャクが花を咲かせるのは6年から7年に1回だけです.

開花に伴って独特の臭いがするらしく,それもぜひ体験してみたいものです.

しかし,開花すると2日以内に枯れてしまうので,見に行くタイミング合わせがが難しいのです.

私は過去に2回,開花しているものを見に行くタイミングを逸しているので,今回のチャンスは逃すものかと

当初,8月31日(月)が開花予想日だったのですが,予想が外れ続けて昨日9月6日(日)の午後に開花となりました.

8月31日(月)朝

最初の開花予想日8月31日(月)の朝に様子を見に行きました.

月曜日は神代植物公園の定休日なのですが,この珍しいイベントのために臨時開園となりました.

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しかしこの予想は外れてしまい,開花には至りませんでした.

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ショクダイオオコンニャクは,大きなレタスの葉でサツマイモを包んだような形をしていました.

レタスみたいなのは「仏炎苞(ぶつえんほう)」,サツマイモみたいなのは「付属体」と呼ばれます.

この日は全長117.0 cmでした.前日から6.0 cm伸びたそうです.

開花が近づくと,この伸びが鈍って来ます.

9月6日(日)朝

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それからは開花予想日不明な日々が続いていましたが,9月7日(月)に再び臨時開園することが決まりました.

その前日の9月6日(日)に再び見に行きました.「咲く前」と「咲いた後」を見比べて見たかったからです.

朝のうちはこの植物に独特の匂いが漂っていたらしいのですが,それは収まっていました.

この日の夕方から開花したとのことです.


9月7日(月)

ということで本日,開花翌日の様子を見てきました.

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前日までショクダイオオコンニャクを覆っていたテントは取り除かれていました.

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仏炎苞の一部が切り取られて中身が見えるようになっていました.

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中央部の白いものが雄花,その下の紫色のものが雌花です.

耐えられない悪臭,ではなかった

花の「匂い」を確かめられるように,説明係の職員さんがウチワで上から風を送ってくれました.

ショクダイオオコンニャクの花には腐敗臭がする,とのことでしたが,魚や肉に共通する匂いで,耐えられないレベルの悪臭というわけではありませんでした.

次は7年後か6年後かもっと早くか

ショクダイオオコンニャクの開花は6年から7年に1度です.花を咲かせるために必要な栄養分を溜め込むのに6年から7年の期間が必要だからです.

しかし,今回花を咲かせたものが前回花を咲かせたのは5年前でした.

人工的に環境が整えられて栄養分を溜め込みやすい条件だと開花が早まることがある模様です.

というわけで7年とか6年とか待たなくても再び開花のタイミングが来る可能性があるので,その日を楽しみに待ちます.

【追記】2019年にも咲きました

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