このたびiPhone 6に機種変しました.シルバーの128 GBタイプ.それまではSamsungのGalaxy S IIIを2年ちょっと使ってました.キャリアには十数年間にわたってNTT DoCoMoを使っていて,2年前はNTT DoCoMoがiPhoneを扱っていなかったため,Galaxy S IIIにしたという経緯があります.
野島家,親子でiPhone6にアップデート.3色揃ったよ! #iphone6 pic.twitter.com/1pXyJsGPrt
— 野島高彦 Takahiko NOJIMA (@TakahikoNojima) 2014, 11月 18
↑タイプミス.×iPhine6 ○iPhone6
スマートフォンの画面サイズが年々大きくなってきた
2年前,Galaxy S IIIは当時のiPhoneよりも大きな画面を搭載していて,大きければいいってもんじゃないだろ,っていう感じがしたものです.大きい画面で何か見たいんだったらノートPCとかタブレットとかを使えばいいわけで,小さいことの利便性が失われるのはちょっとアレだなーって思っていたわけです.
でも,実際には,2年でiPhoneが大型化戦略をとってきました.iPhone 6の画面サイズは,2年前のGalaxy S IIIのと同等です.サイズを変えることなく高機能化して行くと思っていた予想がハズレました.
消えたサービス2件
2年前にGalaxy S IIIを買ったときのことはブログに記録してあります.
www.takahikonojima.net
このときは「セカイカメラ」と「Googleリーダー」が使えるようになってバンザイだったのですが,それから2年,「セカイカメラ」も「Googleリーダー」もサービス終了となりました.
(1)セカイカメラ
セカイカメラはGPS連携サービスで,スマートフォンのカメラを建物とか土地とかに向けると,その対象についての簡単な説明「ジオタグ」がディスプレイに表示される,というものでした.現実世界の風景にデジタル情報をリンクできるという仕組みが「未来の技術!」という感じがしてステキだったのですが,今年の1月にサービス終了となってしまいました.その経緯については以下の記事にまとめられています.
スマホのカメラをかざすと、目の前の風景にコメントや画像が浮かぶ。そんなSFの世界のような体験に、スマホの未来を感じた方も多いのではないだろうか。そんなセカイカメラが、’14年2月22日、サービスを終える。
(2)Googleリーダー
ブログ形式になっているオンライン上のコンテンツは,記事公開時に新着情報を発信します.購読しているブログからの新着情報を一括チェックする仕組みがRSSで*1,そのためにGoogleが提供していたサービスが「Googleリーダー」でした.学術雑誌の新着情報チェックにもRSSは便利な仕組みです.
しかし,GoogleはRSSの仕組みがNo Futureだと判断したようで,昨年の夏にサービスを終了させてしまいました.新着情報がSNSで広がる時代になり,RSSは時代遅れになったということでしょう.このあたりの状況については以下の記事で考察されています.
グーグルは今年3月、同社のRSSリーダー「Google Reader」を7月1日に打ち切る計画だと発表した。その背景にあるのは、人々による「ニュース消費」の方法の変化だ。
これからの2年
今回の機種変は,2年間縛りのついた契約なので,次に機種変更するのは少なくとも2年先になります.それまでの2年間でも新しいサービスが生まれ,日常を快適に楽しく変えてくれることでしょう.もちろん,今あたりまえのように使っているサービスが消えるかもしれないし,それが自然な流れになっているかもしれません.
2年前に感じたことと同じことを2014年の今も感じています↓
未来のIT機器がどうなるのかは予測できませんが,新しい道具がどんどん現れて世の中を便利で快適でステキに変えてくれるだろうと考えるとdkdk/wkwkですよ.そんなことを感じさせてくれた今回の機種変でした.
*1:正確にはこの説明は正しくないんだけど.