長女がこの春から東京理科大学の工学部で建築学を学ぶことになりました.
私の知ってる東京理科大学の卒業生はみなさん立派な方なので,長女にもぜひしっかり勉強して立派な技術者になってもらいたいところです.
っていうわけで,4月9日,入学式の朝に言いました→「大学生になったことだし,これからも適当にアレしなさい.」
この日の午前中には入学式に,午後には保証人対象の学科懇親会に行って来ました.
入学式
入学式は日本武道館で行われました.入学者は約5,200名.理科大ってこんなに大きな大学だったのか!
長女の入学式に来ているよ! (@ 日本武道館 (Nippon Budokan) w/ 17 others) [pic]: 4sq.com/14SUl2D
— 野島高彦 Takahiko NOJIMAさん (@TakahikoNojima) 2013年4月9日
学長式辞には「物事を楽天的,前向きに考えるプラス志向で」学生生活を送ろうとのメッセージが込められていました.
理事長挨拶ではいきなり「Facebookでつながりましょう!」って出てきてびっくり*1.
一通り式が終わって,ブラスバンドの演奏があって,剣舞があって,途中で理科大キャラ「坊ちゃん・マドンナちゃん」がステージに登場.
イメージキャラクターの坊ちゃんとマドンナちゃんが出てきた。 yfrog.com/h4ut0fmj
— 野島高彦 Takahiko NOJIMAさん (@TakahikoNojima) 2013年4月9日
「坊ちゃん・マドンナちゃん」は公式サイトまであります*2.
学科懇親会
I'm at 東京理科大学 葛飾キャンパス (葛飾区, 東京都) w/ 2 others [pic]: 4sq.com/11MaGn3
— 野島高彦 Takahiko NOJIMAさん (@TakahikoNojima) 2013年4月9日
保証人対象の学科懇親会に出席するため,今春オープンした葛飾キャンパスに移動.できたばかりのキレイなキャンパスです*3.敷地に塀がなく,公園の一部が大学のキャンパスになった感じ.近所の人々が散歩に来ていました.
正門から図書館までがメインストリートになっていて,路面が自然科学の年表になっていました.
「1894 The Bacillus of Bubonic Plague - Shibasaburo Kitasato」なんていうのもみつけましたよ.
図書館棟にはカフェテリアがあって、地域の人々が雑談をしに集まっている。店内から、スカイツリーが見える。 (@ 東京理科大学 葛飾キャンパス 図書館棟) [pic]: 4sq.com/Xp6zvC
— 野島高彦 Takahiko NOJIMAさん (@TakahikoNojima) 2013年4月9日
建築学科の製図室では,2012年度の卒業設計が展示されていました.「実在する街並みを自分だったらどのようにデザインするか」とか,「こんな空間があったらステキだな」といった,「主観的な研究」です.
私にはこの「主観性」がとても新しく,そして魅力的に感じました.というのは,私が研究領域としている化学系や生物系の研究においては,客観性が重視されるからです.たとえば論文を書いたり学会発表したりするときの出だしは「○○のしくみを理解することは▽▽を理解するために重要である」といったものになるわけですが,今回展示されていたパネルでは,「建築は,『場所』が殻を被ったような,衣服を着ているようなものだ.」とか「都市は,まず平面的に発展する.」*4っていう感じに,「私はこう考える!」からスタートしているわけです.
建築学科の卒業制作展示っていうのを見に行って、展示物とか、展示物を作った人々とか、そういう人々の考えかたっていうのについてアレコレと先生方に聞いてきましたよ。「なんなんだあの親は!」って思われてるかもしれないけど、好奇心は抑えられない。
— 野島高彦 Takahiko NOJIMAさん (@TakahikoNojima) 2013年4月9日
工学とは
「人類の願いと思いを実現する学問体系が工学である」と私は考えてきたし,今もそう考えています.長女がどう考えているのかはわかりませんが,未来の社会を建設することに貢献できる技術を学んでいるという実感を抱いて大学生活を送ってもらいたいところです.
建築といえば製図板
建築学を学ぶ長女のために製図板を設置したよ!yfrog.com/od4cyzbj
— 野島高彦 Takahiko NOJIMAさん (@TakahikoNojima) 2013年5月4日