三浦半島をドライブ している途中で「観音崎自然博物館」という建物を見つけたので立ち寄ってみました.
入館料は大人400円でした.
駐車場は有料の日と無料の日とがあるそうで,この日は有料でした.540円.この他に「緑化協力金20円」が徴収されました.
<特別展示>たねの世界〜観音崎の植物とその種子〜
『<特別展示>たねの世界〜観音崎の植物とその種子〜』が開催中でした(12月3日から2月26日まで).
説明は全て紙に手書きされたものでした.
館内の説明文の過半数が紙に手書きされたもので,ところどころにPCからのプリントアウトと見られるものが貼ってある,という手作り感にあふれる展示になっていました.
「ムクロジ」の種.羽子板の羽根に使われているのはコレだったのです! (初めて知った)
昆虫の飼育でイロイロな実績があるらしい
昆虫のコーナーを見ていたところ,学芸員かボランティアと思われる方から話しかけられました.
飼育するのが難しい虫も様々な工夫を重ねて繁殖に成功しているそうです.
マダコのホルマリン浸け
タコが寝ている水槽がありました.
よく見ると腕が途中から枝分かれしています.説明文によれば合計60本の腕を持つとのことです.すでに死亡しており,ホルマリン浸けになっていました.
海と船が見える中庭
中庭からは東京湾が望めます.
船を見るのにも適しており,「シップ・ウォッチング」と称してボランティアによる説明が行われている日もある模様です.
観音崎周辺のありとあらゆるものごとがテーマになった博物館
観音崎自然博物館が扱うのは,生き物だけでなく,観音崎周辺での自然と人間との関わりまでを含む広い範囲です.そのため,何をテーマにしているのか焦点が定まらない印象を受けました.
しかし,ここはそういう性格の施設なのです.建物の中の展示と説明を見てから,すぐに隣接する森や海に行って本物を見たり触ったりできるしくみになっているのです.建物内の展示を順路に従って見ておしまい,ではないのです.
観音崎周辺地域に存在する様々なものごとを知るきっかとなるのがこの博物館です.訪れる人々それぞれの見方ができる場所です.
「それとなくリア充アピールする大学生のツイート」を真似してみたよ!→「今日は三連休の初日! 海を見ながらのドライブ! 助手席で寝ちゃった横顔もかわいかったよ! これからもよろしく☆(二人並んだ影の写真が付いている)」 pic.twitter.com/WngRmVGcr2
— 野島 高彦【化学】 (@TakahikoNojima) 2016年12月23日