多摩動物公園に行ってきました.
そうしたらライオンバスの運休案内が出ていました.3月限りで運行休止となり,再開日時は未定とのことです.
東京都内の動物園情報を紹介しているサイト「東京ズーネット」によれば,『バス発着場の耐震化に伴う工事』が行われるためとのことです.『工事開始後は、ライオンの展示も休止』とのことです.
そのライオンバスに乗ってきました.このバスには これまでにも何回か乗っていますが,毎回新しい楽しみがあります.
多摩動物公園のライオンは,コンクリートの塀で囲われたエリアで放し飼いになっています.
その敷地内には舗装された道が作られていて,乗客を乗せたバスがそこを15分くらいかけて一周します.
バスの車外には肉片がぶら下がっており,それを食べるためにライオンが近寄って来ます.
肉片は窓の高さにぶら下がっているので,地上にいるライオンには届きませんが,敷地のあちらこちらにはライオンのために丸太で組まれた台が用意してあって,バスはそこに停車するので,ライオンは肉片を食べることができます.
そのときに厚い窓硝子ごしにライオンのアップを見ることができます.
ライオンは慣れているのか,それとも元々バスの中の人々に興味がないのか,車内を覗くわけでもなければ,突進してくることもないし,叩いたりすることもありません.
バスの車内放送で流れるライオン案内によれば,ライオンは1日のうち20時間を休息に充てているとのことです.百獣の王が活動するのは1日のうちの4時間以内ということです.
ライオンバスの車内から見えるライオンも,肉の取り合いをするわけでもなく,台に登って来る一部のライオンを除いて,他のライオンは日向ぼっこをしたり昼寝をしたりしています.
ライオンバスが運行休止になっている間は,ライオンがいるエリアも公開中止になるとのことです.
多摩動物公園のライオンを見ておけるチャンスは,とりあえず残り1か月です.
自家用車でのアクセス
これまで多摩動物公園には電車で出かけていたのですが,今回は初めて自家用車で出かけてみました.
駐車場情報では「多摩動物公園の駐車場情報/piyajk.com」が役に立ちました.本日は休日最大1200円の「京王第三駐車場」を利用しました.