東京都立中央図書館の企画展示「東京凸凹地形 -地形から見た東京の今昔-」を見てきました.
【イベント】東京都立中央図書館にて、「東京凸凹地形-地形から見た東京の今昔-」を開催中!東京の地形の成り立ちや特徴、主に江戸時代以降の都市形成や人間の生活との関わりについて、分かりやすく紹介します。2/12(日)まで。https://t.co/M6m7Gdwcpm pic.twitter.com/ySIoHfgGKA
— 東京都庁広報課 (@tocho_koho) 2017年1月13日
東京の地形には興味があって,特に川の流れが関わってくるものごとには子供の頃から興味を持っています.
フタがかかった水路「暗渠(あんきょ)」のあたりは,それはもう!
インターネット時代になって,こういう地味な興味についても情報が得られるようになったことは嬉しいことです.
それから,今回のように,関連イベントが開催されるようになったことも.
興味をもった展示3つ
東京の地形に関係するトピックが2部屋にわたって紹介されていました.
今回の展示の中で私が興味をもったのは以下の3点でした.
- 東京の準用河川
- 深大寺の湧き水アレコレ
- 野川の水質改善に関係する市民運動
1. 東京の準用河川
2016年4月現在,東京には
- 92の一級河川
- 15の二級河川
- 20の準用河川
があります(展示より).
それぞれは規模に応じて分類されています.どこを流れているのかも地図で説明されていました.
その中に,調布市を流れる「長瀞川」という名前の,全長1.2 kmの準用河川があることを見つけました.
「長瀞川」は「ながとろ川」なのか?
なんで秩父の観光名所と同じ名前の川がこんなところにあるのか?
あとで読みを調べたら秩父のアレと同じ読みの「ながとろ川」でした.規模がぜんぜん違うけど.
2. 深大寺の湧き水アレコレ
深大寺はうちから歩いて15分くらいの場所にあって,名物「深大寺蕎麦」を食べるためにちょくちょく出かけて行ってる場所です.
ここには湧き水があって,蕎麦づくりとも,今回のイベントとも関係しています.
っていう深大寺が,浅草寺に次いで東京では2番目に長い歴史をもつ,ということを今回の展示説明で知りました.
3. 野川の水質改善に関係する市民運動
野川は私の家のすぐ近くを流れている川で,子供の頃から興味をもってきた川です.
私が子供の頃はドブ川だったのですが,市民運動の結果として今では魚が泳ぎ,鳥が集まり,その鳥の写真を撮るために望遠レンズ付けたカメラを担いだ人間が集まりっていう調子です.
っていう現在に至るまでの市民運動の人々がつくってきた冊子とかミニコミ誌みたいなのとかがありました.知ってる人が寄稿していたり,
配布物のちょっとした工夫
受付で書類入りクリアファイルをもらいました.
クリアファイルには何かイラストとか文字とかが書かれているのですが,中に書類が入ってると何だかわかりません.
が,
書類を取り出すと地図が出てきました.地図上に,今いる図書館の場所が表示されるしくみになっていました.