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興味をもってきたものごとアレコレの記録

東京理科大学に行ってきました・長女が大学生に

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長女がこの春から東京理科大学の工学部で建築学を学ぶことになりました.

私の知ってる東京理科大学の卒業生はみなさん立派な方なので,長女にもぜひしっかり勉強して立派な技術者になってもらいたいところです.

っていうわけで,4月9日,入学式の朝に言いました→「大学生になったことだし,これからも適当にアレしなさい.」

この日の午前中には入学式に,午後には保証人対象の学科懇親会に行って来ました.

入学式

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入学式は日本武道館で行われました.入学者は約5,200名.理科大ってこんなに大きな大学だったのか!


学長式辞には「物事を楽天的,前向きに考えるプラス志向で」学生生活を送ろうとのメッセージが込められていました.
理事長挨拶ではいきなり「Facebookでつながりましょう!」って出てきてびっくり*1.

一通り式が終わって,ブラスバンドの演奏があって,剣舞があって,途中で理科大キャラ「坊ちゃん・マドンナちゃん」がステージに登場.


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「坊ちゃん・マドンナちゃん」は公式サイトまであります*2

学科懇親会


保証人対象の学科懇親会に出席するため,今春オープンした葛飾キャンパスに移動.できたばかりのキレイなキャンパスです*3.敷地に塀がなく,公園の一部が大学のキャンパスになった感じ.近所の人々が散歩に来ていました.

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正門から図書館までがメインストリートになっていて,路面が自然科学の年表になっていました.

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「1894 The Bacillus of Bubonic Plague - Shibasaburo Kitasato」なんていうのもみつけましたよ.
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建築学科の製図室では,2012年度の卒業設計が展示されていました.「実在する街並みを自分だったらどのようにデザインするか」とか,「こんな空間があったらステキだな」といった,「主観的な研究」です.

私にはこの「主観性」がとても新しく,そして魅力的に感じました.というのは,私が研究領域としている化学系や生物系の研究においては,客観性が重視されるからです.たとえば論文を書いたり学会発表したりするときの出だしは「○○のしくみを理解することは▽▽を理解するために重要である」といったものになるわけですが,今回展示されていたパネルでは,「建築は,『場所』が殻を被ったような,衣服を着ているようなものだ.」とか「都市は,まず平面的に発展する.」*4っていう感じに,「私はこう考える!」からスタートしているわけです.

工学とは

「人類の願いと思いを実現する学問体系が工学である」と私は考えてきたし,今もそう考えています.長女がどう考えているのかはわかりませんが,未来の社会を建設することに貢献できる技術を学んでいるという実感を抱いて大学生活を送ってもらいたいところです.
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建築といえば製図板

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入学式の4年後

www.takahikonojima.net

このブログを書いている人

takahikonojima.hatenablog.jp

*1:「いいね!」数では北里大学に負けてるぞフフフ.

*2:北里大学の「キタちゃん・サトちゃん」も公式サイトつくればいいのに.

*3:工学部の建築学科,電気工学科,機械工学科と,理学部応用物理学科と,基礎工学部がココに移転しました.他の学科も将来はココに引っ越して来る模様ですが詳しいことは私にはわかんない.

*4:配付された卒業制作の作品集「ribbon TUS Architecture Works 2012」より.